こんばんは。初めまして。
「淑市」と書いて「ヨイチ」と申します。
よろしければ、「イチ」と呼んでやってください。
このたび、『ProSadist Agency』という、M女性のための女性用風俗店に加入することとなりました。
今、ここをご覧くださっている方は、
SMが好きな方でしょうか。
興味を持ってくださった方でしょうか。
それとも、なんとなく覗いてみただけでしょうか。
SMのイメージは人それぞれですよね。
私の友人なんかは、
「鞭でビシバシ叩いて、叩かれて喜ぶやつやろ?」
なんて笑って言います。
もちろん、そういう見方もあるのでしょう。
でも、ここを読んでくださっている方は、きっとそれだけではない何かを感じているのかな、と想像しながら書いています。
なので今日は、
私の想うSMと、その中での私について少しお話しします。
私にとってSMとは、
「人と人との間で起こる、一般的には異常と言われがちな、興奮を伴うコミュニケーション」
です。
でも、それが本当に異常なのかと言われると、私はそうは思っていません。誰だって、
独占したいと思うことがある。
委ねたいと思うことがある。
試したい、試されたいと思うことがある。
そういう気持ちが、少し強く、少し分かりやすい形で現れているだけな気がします。
だから私は、SとMをきっちり分けて考えていません。
Mとして振る舞う人の中にも、独占欲や支配欲が見えることがありますし、
Sとして振る舞う人の中にも、甘えたい気持ちや弱さが見えることがあります。
そう考えるものですから、「ヨイチは完全にサディストですか?」と聞かれると、
ちょっと困ってしまいます。
「プロサディスト」という肩書きをいただいていますが。
私が好きなのは、
Sらしい姿でも、Mらしい姿でもなく、その人が思わず見せる、本能的な言動です。
かっこつけるのをやめて、
我慢するのをやめて、
「あ、今、この人、本当にそう思ったんだ」
そんな瞬間に立ち会えたら嬉しい。
だから極端なことを言えば、
それが見られるなら、SMじゃなくてもいいとすら思っています。
私たちは毎日、
社会の中で、仕事の中で、人間関係の中で、
自覚的にも無自覚にも、
うまくやろうと頑張っています。
その緊張を少し手放す方法が、
誰かにとっては旅行で、
誰かにとってはお酒で、もしかしたら、
鞭や蝋燭や緊縛なのかもしれません。
そんな時間を、
一緒に楽しめたらいいなと思っています。
ただ一つ。
私は、SMに興味のない人を無理に誘いたいわけではありません。
ただ、こういう手段もあること。
そして、SMという文化が偏見だけで片付けられるものではないこと。
それを少しずつ伝えていけたらと思っています。
これが、
今の私の想うSMです。



